第2回 創業120余年続く、地域に愛される老舗お酢屋さんのこだわりを学ぶ。
長崎の食のスペシャリストによる、ココでしか聞くことのできないストーリー
COCO THE ST-ORYとは、「長崎の生産者とつながる一夜限りのPop up レストラン」です。毎回、異なるテーマで生産者や料理家等と企画をし、テーマに沿った演出とお料理を提供していきます。プロデュースするのは読んで、食べて、長崎の旬を楽しむことができる“たべもの付き情報誌”「ながさき食べる通信」さん。私たち、みらい長崎ココウォークは、このイベントで感じられるような、食の楽しさ、長崎の豊かさ、地域の課題、人の情熱に触れる機会が増えればもっと暮らしは楽しくなり、地域は豊かになると信じて、今後も継続した開催を計画しています
第2回目となる「COCO THE ST-ORY(ココザストーリー)」。今回は、西海市雪浦地区で地域のお酢屋さんとして愛されている〈川添酢造〉さんをゲストに迎え、「醸しだす、お酢と人と食卓と〜琥珀に酔いしれる〜」と題し、一夜限りのポップアップレストランが開催されました。まずは、川添酢造の長男、そして5代目として、営業や配達、全体の工程を担う晋作さんによる「麹・お酢の製造工程」として、原点となる地域の恵み、美味しいお酢づくりのこだわりをうかがいます。
そして、製造・商品開発・Webサイトを担当している次男の光蔵さんからは、「麹のはたらきと食酢の種類と発酵」についてのお話を。知られざるお酢の力に参加された皆さんも驚かれていました!!
今回調理を担当するのは、大学時代に食育やスローフードを学び、食育ソムリエの資格も取得。味噌づくり教室の講師やテレビ局での料理コーナー出演など、川添酢造の広告塔として活躍している長女の久保桂奈さん。「お酢は素材の美味しさを引き出すもの。」その言葉通りに、今回のメニューは家庭でも使いやすい素材を中心に、お酢を「かけるだけ」「混ぜるだけ」の簡単レシピ。メニュー提供の際には、使用したお酢を一つひとつ丁寧に説明していただきました。
#2 醸しだす、お酢と人と食卓と 〜琥珀に酔いしれる〜
Welcome Drink
酢らり赤紫蘇ソーダ割
前菜
夏野菜3種のマリネ
トマト☆焼きピーマン☆紫タマネギのマリネ
ハーブ鯖・大瀬戸蛸のアレンジ
メイン
よだれ鶏☆黒豚酢豚
ご飯もの・汁もの
ご飯☆味噌汁
デザート
甘酒アイス フルーツと餡子のせ
シンプルだけど奥深い、お酢の魅力。
会食後、晋作さん、光蔵さん、そして桂奈さんへは参加者の皆さんから様々な質問が。中でも、かけるだけ、混ぜるだけで美味しくいただけるということもあり、女性を中心に桂奈さんには、たくさん質問されているようでした、レシピは川添酢造のHPでも紹介されているので、ぜひチェックしてみてください。川添酢造の皆さま、貴重なお話をありがとうございました!!
今回も、ながさき食べる通信さんと食を基点として地域活性化ガストロノミーを長崎で学び推奨している長崎大学経済学部3年生の皆さんが、会場スタッフとしておもてなし
参加された皆さんからは、「ぜひ、家で試してみたい!!」「手軽で美味しい!!」「雪浦にいってみたい。」といった感想をいただきました。食材を知ることは、地域を知ること。普段知ることのできないストーリーを知ることで、美味しさはもちろん COCO THE ST-ORYでは、そんな少しな時間を堪能できます。次回の開催もお楽しみに!!