第11回COCO THE ST-ORY開催!
長崎の食のスペシャリストによる、ココでしか聞くことのできないストーリー
「COCO THE ST-ORY(ココ ザ ストーリー)」とは、長崎の生産者とつながる一夜限りのポップアップレストラン。毎回、異なるテーマで生産者や料理に関わる方たちと企画しながら、テーマに沿った演出とお料理を提供していきます。プロデュースするのは、読んで・食べて長崎の旬を楽しむことができる、食べもの付き情報誌「ながさき食べる通信」さん。私たちみらい長崎ココウォークは、食の楽しさ・長崎の豊かさ・生産者の情熱・地域課題に触れる機会が増えれば、もっと暮らしが楽しく、そして地域が豊かになると信じて、今後も継続したイベント開催を計画しています。
第11回目となる「COCO THE ST-ORY」。ながさき食べる通信2019年創刊号でご紹介した、西海市西彼町で農薬・化学調味料・除草剤を使わない自然栽培でのお米づくりにこだわるハマソウファームの濵口 登志男さんをゲストに迎えました。タイトルは「米〜乳白色のきらめきの中に〜」。私たちに最も身近な食材を使用した一夜限りのポップアップレストランが開催されました。
今回の食材は、ながさき食べる通信の創刊号で特集された濵口 登志男さんのお米。森田編集長の進行のもと、まずは濵口さんとの出会いや創刊号でのエピソードを紹介。そして、濵口さんにも登壇いただきディスカッショントーク。60歳から農業をはじめ、現在までの道のりや取り組み、ストイックなまでの安心・安全へのこだわりを話していただきました。私たちの身近な食材だからこそ、濵口さんの言葉にゲストの皆さんも聞き入っていました。
今回料理を担当するのは、西海市で今注目を集める「Atelier Ketch(アトリエ ケッチ)」のオーナーシェフ・宮本 豪さん。県内外の和食、フレンチで修行を重ね、満を持して2023年4月に店舗をオープン。西海市の豊かな山海の幸が和洋折衷料理で楽しめると、口コミで人気に。としおさんのお米をどう調理するのか期待が高まります!
#11 米〜乳白色のきらめきの中に〜
としおさんのお米を和洋折衷で仕立てた西海フルコース
○お米のチュイル 焼き茄子と足赤海老のタルタル
○鶏のコンソメスープ 炒り米仕立て
○近海鯛の薄造里 米醤油
○大村湾牡蠣のライスソースュ
○西海産ポークのファルシ 玄米衣 ジュ
○煮え花 としおさんの塩
煮え花 唐墨 出汁茶漬け
○お米と地苺のマカロン
としおさんのお米と西海の旬素材のマリアージュ
「お米の美味しさを尊重した料理です。」と語るように、お米本来の風味や食感、味わいを大切に、西海市の旬の素材を使用。濵口さん同様に、和食、フレンチ、パティシェのキャリアを持つ宮本さんだからこそ成せる和洋折衷の料理の数々に、「お米の新しい可能性を感じました。」「絶対お店に行ってみたいです!!」と、ゲストの皆さんも大満足の様子でした。
食材を知ることは、地域を知ること。普段知ることのできないストーリーを知ることで、その食材の魅力はさらに輝きます。そんな貴重なひと時を堪能する「COCO THE ST-ORY」。次回の開催もお楽しみに!