第10回COCO THE ST-ORY開催!
長崎の食のスペシャリストによる、ココでしか聞くことのできないストーリー
「COCO THE ST-ORY(ココ ザ ストーリー)」とは、長崎の生産者とつながる一夜限りのポップアップレストラン。毎回、異なるテーマで生産者や料理に関わる方たちと企画しながら、テーマに沿った演出とお料理を提供していきます。プロデュースするのは、読んで・食べて長崎の旬を楽しむことができる、食べもの付き情報誌「ながさき食べる通信」さん。私たちみらい長崎ココウォークは、食の楽しさ・長崎の豊かさ・生産者の情熱・地域課題に触れる機会が増えれば、もっと暮らしが楽しく、そして地域が豊かになると信じて、今後も継続したイベント開催を計画しています。
第10回目となる「COCO THE ST-ORY」。今回の食材は、ながさき食べる通信2021年11月号で特集された、諫早市小長井町田原地区の田原いもんこ。タイトルは「田原いもんこ〜赤から生まれる分子レベルのなめらかな白〜」。知られざる美味しさの魅力に触れる、一夜限りのポップアップレストランが開催されました。
まずは、ながさき食べる通信の森田編集長から、小長井町の紹介。「いもんこ」とは、小長井地区の方言で里芋のことを「いもんこ」呼ぶ。言い伝えられる子どもとおばあちゃんとの微笑ましいエピソードや美味しさの秘訣である赤土についての紹介。その後、諫早市商工振興課の中山さんから、田原いもんこ特産化研究部会の立ち上げや取り組み、これから旬をむかえる諫早市の食材をご紹介いただきました。
今回調理を担当するのは、長崎市万屋町の〈長崎・万屋の勝手口〉の岩崎さん。長崎の旬の食材や対馬産天然穴子、有機野菜を中心にオーガニック料理で皆さまをおもてなし。
#10 田原いもんこ茶〜赤から生まれる分子レベルのなめらかな白〜
○里芋入り薬膳スープ
○里芋と旬の野菜の白和え
○小芋と鶏ミンチ蓮根団子の炊き寄せ
○里芋のチーズフォンデュ
○対馬天然穴子と里芋のばら寿司
○里芋きんとん 村岡さんの栗をのせて
老若男女を虜にする分子レベルのなめらかさ
「いもんこ本来の美味しさを提供するために、オーガニックにこだわったココロとカラダが悦ぶメニューです。」と語るように、素材の味を活かした優しい料理の数々。
参加者の皆さまが驚いていたのは、やはりそのなめらかさ。「未体験の舌触りです。」「粘り気のないなめらかさ!!」と分子レベルのなめらかさをご体感いただきました。また、無農薬の食材はもちろんアーモンドミルクからできたチーズなど、岩崎さんが使用する滋味あふれる多種多様なオーガニック素材にも、皆さん関心が高く話を聞き入っていました。
食材を知ることは、地域を知ること。普段知ることのできないストーリーを知ることで、その食材の魅力はさらに輝きます。そんな貴重なひと時を堪能する「COCO THE ST-ORY」。次回の開催もお楽しみに!