第4回COCO THE ST-ORY開催!! | ココウォーク cocothestory(ココザストーリー)

第4回COCO THE ST-ORY開催!!

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長崎の食のスペシャリストによる、ココでしか聞くことのできないストーリー

COCO THE ST-ORYとは、「長崎の生産者とつながる一夜限りのPop up レストラン」です。毎回、異なるテーマで生産者や料理に関わる方たちと企画をし、テーマに沿った演出とお料理を提供していきます。プロデュースするのは読んで、食べて、長崎の旬を楽しむことができる、食べもの付き情報誌「ながさき食べる通信」さん。私たち、みらい長崎ココウォークは、このイベントで感じられるような、食の楽しさ、長崎の豊かさ、地域の課題、生産者の焦熱に触れる機会が増えればもっと暮らしは楽しくなり、地域は豊かになると信じて、今後も継続した開催を計画しています。

第4回目となる「COCO THE ST-ORY(ココザストーリー)」。今回は、ながさき食べる通信2021年9月号で長崎県立大学地域創造学部の学生さんたちと一緒に取材した、佐世保市で放牧豚を飼育する味菜自然村の林拓生さんをトークゲストに迎え、「COCOにかけおりる放牧豚〜したたるプラチナの滴〜」と題し、一夜限りのポップアップレストランが開催されました。

まずは、林拓男さんによる味菜自然村についての紹介。林さんのこれまでの生い立ち、提唱する理念「生あるうちはストレスなく過ごしてほしい。」という”家畜福祉”というヨーロッパ初の畜産の考え方を学びました。独学でトライ&エラーを繰り返し、5年の歳月をかけて築いた広大な敷地で放牧というストレスの少ない環境、林さん自ら毎日手作りし豚さんに与える乳酸発酵ごはんといったこだわり。そして、”いのち”あるものへのリスペクトを欠かさない、林さんの信念に皆さん耳を傾けていました。

今回調理を担当するのは、国宝の唐寺、崇福寺近くにひっそりと佇む 〈Restaurant1er cru(プルミエクリュ)〉のオーナーシェフ深田伸司さん。建築業界から料理人に転向し、ほぼ独学のスタイルで自身の料理スタイルを確立。2002年に〈1er cru〉をオープン、徹底的に素材にこだわり、素材への愛情に満ちた繊細で上質な一皿を提供。一つ星を獲得している名店です。

#4 COCOにかけおりる放牧豚〜したたるプラチナの滴〜

ジャンボンペルシエ

ベーコンと梨、モッツァレラチーズ

バラ軟骨のラビオリ

ソーセージのコートレット

豚骨スープ、そうめん

dessert

肩ロース アマトリチャーナソース

バターナッツ南瓜のジェラート

放牧豚本来の味を引き出した丁寧な一皿

全ての料理を提供する度に、「林さんの放牧豚本来の味を召し上がっていただくための最小限の味付けです。」と深田さん。放牧豚の魅力を余すことなく引き出しながらも、その自由でクリエイティブな一皿にゲストの皆さまも釘付け!!

今回も、ながさき食べる通信さんと食を基点とした地域活性化、長崎ガストロノミーを学び実践している長崎大学経済学部の皆さんが、会場スタッフとしておもてなし。4回目ということもあり、少しずつ慣れてきている様子です!!

参加された皆さんからは、「林さんの想いとこだわりに驚きました!!」「こんな美味しい豚食べたことない!!」と、絶賛と賞賛の声多数!!食材を知ることは、地域を知ること。普段知ることのできないストーリーを知ることで、その食材の魅力はさらに輝きます。COCO THE ST-ORYでは、そんな貴重な時間を堪能できます。次回の開催もお楽しみに!!